口臭の悩み解決のヒント

口臭の存在は、社会生活をしていくうえで一番重要な人間同志のコミュニケーションの妨げとなります。
もし口臭があれば相手に不快感を与え、知らない間に恥と迷惑をかきます。

口臭がある

一般的に、口臭の悩みは年齢とともに高くなる傾向です

これは、口臭の原因である歯周病にかかる人の割合が増えること。

また、むし歯や歯周病で歯がなくなり入れ歯の使用者が増えること。

さらに、唾液の分泌が少なくなってくること等が関係していると考えられています。

口臭があることを心理的に負担に感じると、だんだん行動が消極的になり良好な人間関係を築くことができなくなってしまう場合もあり、歯科医院での治療をお勧めしています。

離島でたった1人で生活しているのならば、口臭があっても病気として意識することはないでしょう。
しかし集団で社会生活を営んでいる人間だからこそ、口臭の存在が深刻な悩み、苦しみとなるのです。

また、口臭による不安の原因は、客観的な口臭の評価や基準が自分でできないことにあるので、池田歯科医院の口臭外来を受診してみてください。

英語では、口臭のことを “Bad breath(悪い息)”と表現します。

さらに、口臭がものすごく強い人を“Dragon breath”といい、ドラゴンが口から火を噴いて人を威圧するように、強烈なにおいを発するので周囲の人から煙たがれてしまいます。

口臭発生の主な原因は歯周病や舌苔など口の中の病気や異常ですが、そのほとんどが歯や口の中の汚れと関係しています。

したがって、口臭予防には口の中を清潔にすることが一番大切です。
毎食後のブラッシングは口臭予防だけでなく、歯周病やむし歯の予防にも効果があります。
小さめの歯ブラシを用いて、小刻みに動かして歯の汚れを取りましょう。

毎食後のブラッシングは口臭予防

口臭の種類

生理的口臭

起床直後、空腹時、緊張時は唾液の分泌が減少するため細菌が増殖しやすく、それに伴って口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物が増え、口臭が発生します。
生理的口臭は健康な人でもありますが、歯みがきや食事をすることにより減少します。
また、加齢や女性の生理に伴う口臭も報告されています。

外的口臭

ニンニク、ネギなどの臭いのある食品、酒、タバコ等による口臭で、多くは時間の経過とともに弱まります。
飲酒によるアルコール臭は口臭症には分類されません。

病的口臭

口腔由来

歯周病、歯や舌の汚れ(歯垢、舌苔)、進行したむし歯など、口腔内の原因で起こる口臭です。

全身由来

鼻や喉の呼吸器系の病気、消化器系や糖尿病などの病気が原因で口臭が起こる場合があります。

心理的口臭

生理的口臭の度合いの変化

心理的口臭

1日の中でも口臭の強さは変化します。
口臭検査でも口臭が認められないのに本人は口臭があると思い込んでいる状態で、「自臭症」とも呼ばれます。
ストレスや精神的に不安定な場合に多く見られます。
口臭はありませんというカウンセリングで納得しない場合は、心療内科への相談が必要になります。

私たちは、生きている限り無臭ということはなく、誰でも多少はにおいがあるものです。
しかし、この生理的口臭の存在を非常に気にする繊細な患者さんがいます。
よく自分でも息がクサイのが分かる(自分の臭い)という表現で悩みを打ち明ける方がいますが、自分が発生源となる臭い について、自分が感じるのと同じように他人が感じることは不可能です。
なぜなら、自分で臭う口臭は他人の鼻に届くまでに変質または消失してしまうからです。
一方、お口の中が不潔で非常に強い口臭があるのに、自分のにおいには全く無頓着な人もいます。
口臭は心理的にデリケートな問題なので、親しい家族といえども口臭のあることをズバっとクチの臭か!!と安易に指摘せずにやんわり言う気配りと思いやりが必要です。

これまで、口臭の有無を的確に測定できる機器はなく、口臭の診断基準や治療方針はあいまいでした。しかし、口臭研究の進歩および新しい口臭測定機器、唾液精密検査、位相差顕微鏡の開発によって、池田歯科医院では、口臭発生の90%以上は原因が解明でき、適切な処置を行うことで改善することが可能になっています。
また、症状が改善されても最低でも半年に1回は歯科医院を訪れ、口の中のチェックとクリーニングを受けることをお薦めします。そうすることは健康への投資と考えて頂いて、長い目でみれば金銭的にも時間的にも節約となります。