ミュータンス連鎖球菌の恐ろしさ

佐賀市の歯医者、池田歯科こども歯科医院です。

19世期にすでにむし歯の原因が、砂糖であることや、唾液中の細菌が酸を作り歯を脱灰することなどに言及はされていましたが、実験的にむし歯の部分からミュータンス連鎖球菌が分離されたのは20世期に入ってからです。

無菌ネズミにミュータンス連鎖球菌を移し、炭水化物を与えるとむし歯ができると報告されました。

むし歯の原因菌としてミュータンス連鎖球菌は糖を基質として『有機酸』を産生し歯を溶かしむし歯を作るだけでなく

ショ糖を利用して粘着性のある不溶性グルカンを形成し『細菌が歯面に付着する足掛かりを作る』

という点でむし歯の発生に大きな役割を果たしています。

酸を産生するのはラクトバチルス菌など他の菌も出来るが、これらの細菌だけでは歯面への付着、固着能がなかったり、不溶性グルカンを作れなかったり、酸が唾液中に拡散されやすく歯面上でのpH低下に結びつきにくいと報告されている。

つまりミュータンス連鎖球菌が不溶性グルカンをベースに歯面に付着してデンタルプラークを形成すると、その中にいろいろな細菌が住み着いて糖を代謝し酸が作られ、歯面のpHが低下し歯が溶けていきます。

ミュータンス連鎖球菌がさらにすごいのは、『耐酸性能』や『酸蓄積能』などの【酸産生を維持する機構を有する】ことです。

胎児の口腔内に細菌は存在しませんが、産道を通って出生した新生児は様々な細菌にさらされることになります。

佐賀市の歯医者、池田歯科こども歯科医院では大人からの特に母親からの唾液を介してこどもにむし歯菌が感染しやすいことから、乳幼児期の箸わたし、スプーンの共有を避けるなど、なるべく細菌を移さないようにするようママさんにお伝えしています。

この初期段階をコントロールすることが、小児のむし歯予防では重要です。

 

なるだけ痛くない削らない抜かない佐賀市の歯医者さん

池田歯科こども歯科

佐賀市 新栄 西部環状線沿い