佐賀市 池田歯科医院・こども歯科

最新の予防歯科治療の考え方について

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日本でも「予防歯科」の機運が高まっています。

近年、日本でも国や地方自治体が、歯とお口の健康を重要ととらえ、法律や条例の整備などを進めて「予防歯科」の考え方を広めています。その結果、佐賀でも歯医者で定期的な健診を受ける人や、積極的に「予防歯科」に取り組む歯科医院などが増えてきています。

スウェーデンでの取り組みに比べ、時期こそ遅れていますが、佐賀の地域でも「予防歯科」の機運が高まっているのは喜ばしいことです。

当院の定期健診受診率

30代女性の定期健診受診者数


オーラルケアの取り組みと意識の違い

日本とスウェーデンでの、オーラルケアの取り組みについても違いがあることがわかりました。

グラフ4-1から、日本では使用率の低いデンタルリンスやデンタルフロスの利用が、スウェーデンでは定着していることがわかります。スウェーデンでは「ブラッシング以外にデンタルフロスやデンタルリンスも使うのは当たり前」「どちらかというと当たり前」という考え方の人が約68%にのぼります。一方日本では、「ブラッシングだけで充分だと思う」「どちらかといえば充分だと思う」という人が51%と半数を超えます。

普段からセルフケアで活用しているオーラルケア用品においても、スウェーデンでのデンタルフロス使用率は51.6%で日本の20.5%の2倍以上、デンタルリンスの使用率は39.5%で、日本の24.0%に比べて高い割合です。スウェーデンでは、短い時間でも、効率のよいオーラルケアが実践されていることがわかります。

ハブラシ以外にデンタルフロスやデンタルリンスも使うのは
当たり前だと思う

ハブラシ以外にデンタルフロスやデンタルリンスも使うのは当たり前だと思う


歯科医への意識の違い

スウェーデンでは、子どもの歯磨きについて、出産前から歯科医による両親への指導が始まります。また、乳児でも歯が生え始めるころから歯科医院でのオーラルケアチェックが義務づけられています。
治療ではないので、子どもにとっては歯科医は“怖い”“痛い”という印象にはならず、“歯について楽しく学ぶ場所”となります。スウェーデンでは、歯科医を「頼れるパートナー」と認める人が26.3%、「好きな人・憧れの人」と考える人が16.4%にものぼりました。一方、日本ではどうでしょうか。歯科医を「頼れるパートナー」とする人が17.2%いるものの、「嫌いなところ・苦手」と答える人が14.0%もいます。スウェーデンと日本では、歯科医に対する意識が大きく異なります。これが、70歳での残存歯数の差につながっていると考えられるので、池田歯科医院では、痛みのない予防治療に取り組み意識を変えれるように努めています。

あなたにとって、歯科医はどのような存在ですか?

あなたにとって、歯科医はどのような存在ですか?

テレビを見ていると、「これで口をゆすぐだけで、歯周病(または虫歯)を予防できます!」と謳うCMを一度は目にされたことがあるのではないでしょうか?

 

そのテレビCMでは、リンス剤がお口の汚れを流し切り、お口の中がピカピカに綺麗になる映像が流れていることから、多くの方が「このリンス剤を使えば、歯医者なんかに行かなくても虫歯や歯周病にならないんだ!」と誤解されているようです。

はっきり申し上げますと、リンス剤を使用しても虫歯

や歯周病を予防することはできません。むしろ、

酸性のリンス剤であれば、長期的に使用することで

歯を損傷させ、より虫歯の進行を助長させるという矛盾

した結果を引き起こすことも考えられます。

 

そもそも、むし歯や歯周病を予防するためには

「バイオフィルム」と呼ばれる汚れを落とさなければ

なりません。

 しかしながら、このバイオフィルムは非常にやっかいなことにリンス剤で口をゆすいだだけでは除去できず、丁寧に行う歯磨きですら完全には落とすことができないのです。

それでは、このバイオフィルムはどのようにして除去するのでしょうか?

それは、後述する「歯科医院で行う徹底的なクリーニング」が必要となります。

 

クリーニングを含め、当院の「予防」に対する考え方、そして体制をこれからご紹介します。

 

 

+当院の予防処置の「考え方」そして「体制」

予防処置における池田歯科医院の考え方、そして具体的に体制をご紹介します。

 

体制1.虫歯・歯周病予防だけでなく、もっと広い意味の予防を提唱

予防とは、「虫歯や歯周病にならないようにすること」と一般では考えられていますが、当院ではもう少し広い意味での予防を考えています。

 

例えば「歯並び」。

歯並びが悪いと、虫歯や歯周病になりやすくなりますし、発音障害、精神的コンプレックスにもつながります。
これを早期に是正することで、お口の健康、ひいては精神的安定も得ることができ、色々な意味での「予防」となります。

詳しくは矯正歯科をご参照ください。

 

また、既に歯が失われることで噛み合せがおかしくなった場合、入れ歯やインプラント、ブリッジを入れることで噛み合わせを安定させ、しっかり噛めるお口を作ることも「予防」と言えます。

 

なぜならば、物をしっかり咬むことで脳に新鮮な血液

がたくさん送り込まれるのですが、しっかり咬む

ことができないと、脳に新鮮な血液がいきわたらなく

なり「認知症」の発症率が高まると言われています。

 

また、抜けた歯をそのままにしていると、他の健康な

歯が倒れこんできてしまい、残った歯に噛み合わせの

負担が集中し、その歯がグラグラしたり割れたりして

失われるという悪循環が起こります。

体制2.予防のプロである「歯科衛生士」の担当制

 

歯科医院には、歯科医師以外にも「歯科衛生士」という国家資格を持った人間が在籍しています。歯科衛生士とは、「予防」「歯周病治療」のプロです。

当院では、患者様一人に一人の歯科衛生士がつき、責任を持って処置・管理を行います。

 

予防歯科は他の治療よりも「計画的な管理」「患者様のライフスタイルへの精通」「信頼関係」を必要とします。

これを達成させる為には、衛生士の技能、人間性、そして患者様情報の一元管理が大切となります。当院では優秀な衛生士を揃え、セキュリティを備えた情報管理を行っております。

 

体制3 科学的根拠に基づいたスウェーデン方式の処置

当院では歯科先進国のスウェーデンが実施している予防プログラム(スウェーデン方式)を取り入れています。

 

一言でこの処置を表現すると、「科学的根拠に効果が実証されたプログラム」と言えます。

 

今や歯科医療も進歩し、「歯周病・虫歯にならないためにはどうすればいいのか」、「歯周病・虫歯になってしまった場合どのような処置をすれば改善するのか」などが科学的に実証されており、その通り行えば、歯周病・虫歯にもなりませんし、また歯周病・虫歯も改善します。

 

スウェーデン方式は日本でも広まっていますが、その考え方を忠実に実施している医院はほとんどありません。全体の一部だけを取り入れているのがほとんどだと思います。

 

具体的には、唾液検査や口腔内検査等により、歯質の状態、歯周病・虫歯へのなりやすさなどのデータを取得し、PMTC(専門の機器を用いたプロによるクリーニング)やTBI(ブラッシング指導)、生活習慣改善を併用した患者様独自のオーダーメイドの歯周病治療プログラムを構築していきます。

 

 

体制4 適切な「ブラッシング指導」

虫歯・歯周病を予防するための適切なブラッシング方が存在します。

「バス法」「フォーズン法」「縦磨き」などなど。

ほとんどの方がこのブラッシング法は実践されていません。といいますか、その存在すらご存じない方がほとんどだと思います。

ブラッシング指導

ブラッシングはただ磨けばよいというものではありません。

多くの方は「磨いた」という事実だけで満足してしまい、肝心の「汚れ」はほとんど落せていないものです。

 

虫歯・歯周病を予防するには「ご自宅のセルフケア」と「歯科医院でのクリーニング」の2つが柱となります。この両輪のどちらか一方が欠けてもNGです。

 

当院ではこの適切なブラッシング指導、そして補助ツールとしての「歯冠ブラシ」や「デンタルフロス」の適切な使い方も積極的にお伝えしておりますので、このノウハウだけでも学びに来てみてください!!

 

歯間ブラシ デンタルフロス

 

 

+予防処置の副次的効果-本来の歯の白さが蘇えります!!

歯科医院での予防処置では主に歯石・歯垢を除去するのですが、この処置をすることで「本来の歯の白さが蘇る!!」という患者様に嬉しい副次的効果があります。

これは歯石などを除去するとともに、ヤニ汚れ、茶渋などの着色も一緒に除去できるためです。

ビフォアー アフター1

ビフォアー アフター2

ビフォアー アフター3

つまり、定期的(2~3カ月に1回)にクリーニングに通う事で、虫歯・歯周病予防にもなりますし、歯の白さを維持でき一石二鳥という事です。

 

当院では歯を白くする方法として「審美歯科」「ホワイトニング」も行っています。これらは「本来の歯の白さよりももっと白くする」治療法ですので、歯の白さを追求されている方はそちらをご覧ください。

 

予防歯科の重要性

 

一般の方々は、歳をとれば、自然に歯が抜けてしまうものだとお考えの方がいると思いますが、事実は違います歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていれば、多くの歯を残すことが可能です。これはある統計でも証明されています。

 

歯を失うことの辛さは、実際に失った方でないと分りません

が、事実、生活の質が落ちてしまいます。快適な老後を送る

ためにも、早いうちから歯のありがたみを理解し、日々の

ブラッシング、定期的なメンテナンスを生活習慣の1つに

組み込むことが非常に大切となります。

 

 

また、親御さんに是非お伝えしたいのですが、最近では「-1歳からの予防」ということが盛んに謳われています。赤ちゃんが生まれた時は0歳です。マイナス1歳とは、お母さんのお腹にいるときの状態で、その時からお子さんへの虫歯伝播を予防するための取り組みを行おうというものです。

 

虫歯菌は人から人へと伝播します。特にお子さんへの虫歯菌の伝播は、母親から子供へとスキンシップを通してうつるケースが最も多いといえます。そのため、まずはお母さんのお口の中を清潔に保つことが大切となります。

 

お口の中を清潔に保つためには、お母さんに虫歯がないことはもちろん、食後の歯磨き習慣に加え、歯科医院で行われているPMTCと呼ばれる、”プロによる専用機械を用いた歯のクリーニング“を定期的に受けられることをお勧めします。PMTCを受けられることで、毎日の歯磨きだけでは落とすことができない汚れを除去することが可能となります。

 

まだまだ日本では「予防」の大切さが浸透しておりません。

予防の知識を知っているか否かで人生の質に多くの違いが生じます。

当院では、多くの皆様に予防の大切さをもっともっとお伝えしたいと思っております。

そして患者様からも私たちに色々と質問してください。皆様のお口の健康、そしてそこから生み出される人生の幸せは私たちの喜びです。

 

佐賀市池田歯科医院