佐賀市 池田歯科医院・こども歯科

歯の治療途中で放置している方に読んでほしい!簡単な危険度チェック

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歯の治療途中で放置している方に読んでほしい!簡単な危険度チェック

歯医者さんに通うのは大変ですよね。

特に仕事や家事が忙しいと、理由をつけてキャンセルすることもしばしば。

そして、痛みがなくなったら、、治ったことにして、そのまま忘れてしまう。

思い出した時に、そういえば歯の治療途中だったなぁ。

痛みもないし大丈夫かな?と心配しているあなた。

もし放置しているとどうなるのかを解説します。

あなたの最後の治療はなんでしたか?

もっとも重要なのが、どの段階で治療途中になったのかです。

下の項目を読んで、思い出してください。

危険度とは歯が悪化するリスクです。

次のように分類しました。

  • ☆:軽度
  • ☆☆:少し危険
  • ☆☆☆:危険な状態
  • ☆☆☆☆:かなり危険
  • ☆☆☆☆☆:抜歯になります

「次回は歯のクリーニングをしましょう!」と言われたあなた

危険度:☆

痛みが出ていた歯が治って、歯石除去することが想定されます。

つまりすぐに治療しないといけない状況ではないということです。

放置すると

ただし放置することで、歯周病を起こす可能性があります。

歯周病は、20代で7割、30〜50代で8割、60代で9割と言われています。

歯周病は痛みが出にくいのが特徴なので、痛みがないからといって油断は禁物です。

もし歯周病と診断されている方は、危険度がかなり上がるので注意です。

治療再開に向けて

単純に「歯のクリーニングをしたい!」と予約を入れましょう。

きっと歯医者さんは喜んでクリーニングをしてくれます。

「次は銀歯(詰め物)が入ります。」と言われたあなた

 

危険度:☆☆

虫歯の治療で型取り(ピンクの粘土で歯型をとった)をしたことが想定されます。

今は、仮のフタがされているので、食事なども支障がない状況でしょう。

(ただし、ガムとか粘着質な食事は気をつけてね。と言われていると思います。)

放置すると

 そのまま仮のフタが取れなければ、多少は大丈夫かもしれません。

もしフタが取れた状況ならば、危険度は☆☆になります。

まずは食べ物が詰まりやすくなり、歯茎が腫れたり虫歯になる可能性があります。

また隙間がある状態だと、隣の歯が寄ってきて治療が困難になることがあります。

 治療再開に向けて

もし放置が1ヶ月以内なのであれば、銀歯(詰め物)が入る可能性があります。

それ以上空いていると、再び歯を削って型取りから行う必要がありそうです。

通常、型取りして制作された銀歯は数ヶ月保管されています。

まずは前のものが入るのか、再治療の必要がないかを歯医者さんに診てもらいましょう。

「次は根の消毒をしましょう。」と言われたあなた

危険度:☆☆☆☆☆

虫歯がかなり大きくなり、根の神経を取る、根の膿の治療をしていることが想定されます。

今は、仮のフタがされているので違和感がなくても、食事など噛めない状況でしょう。

意外と痛みがないのが特徴で、理由は神経がない=つまり感覚がないからです。

放置すると

そのまま仮のフタが取れなくても、歯の中は細菌が繁殖してしまいます。

歯の中から腐った匂いがしてきたり、フタがボロボロ取れたり、完全に取れてしまったり。

簡単に虫歯ができてしまいます。

感覚がないので、とても悪くなっても痛みがありません。

1ヶ月以内なら、まだ再治療は可能です。

もし2ヶ月以上放置していたなら、虫歯を覚悟しなければなりません。

3ヶ月以上放置していた場合は、残念ながら抜歯の可能性があります。

また、匂いだけでなく、出血したり腫れたりするようでしたら、さらに危険度☆☆☆☆。

歯だけでなく周辺の骨を溶かしてしまったり、隣の歯にも影響が出てしまいます。

残念ながら、こんなに悪くなっても痛みが出ないことが多いんですね。

治療再開に向けて

まずはレントゲンを撮ってもらいましょう。

歯の中の虫歯の状況などで、歯を抜かずに済むのか確認しましょう。

歯医者さんの説明をよく聞いてみるのがいいですね。

歯周病の治療をしているあなた 

危険度:☆☆☆☆

歯周病とは、自覚症状が出にくい恐ろしい病気です。

歯周病と診断されて、歯石除去などの治療を繰り返しされていることが想定されます。

放置すると

歯周病は、初期〜中等度〜重度と進行してきます。

重度の状態まで進むと、

  • 歯がグラグラしてくる
  • 歯が移動している
  • 歯茎が下がる
  • 歯茎から出血する
  • 口が臭う

などなど。

また歯周病の原因となる細菌は、全身疾患にも大きく影響します。

有名なところで糖尿病です。

他にも狭心症や心筋梗塞、誤嚥性肺炎(死亡の原因)も引き起こします。

治療再開に向けて

歯周病の治療は、非常に根気のいる治療です。

きっと歯医者さんや担当の歯科衛生士も心配していると思います。

素直に予約を取っていただければ、とても喜ぶと思いますよ。

途中で放置して再開しても笑顔で一所懸命治療します

 

基本的に治療の放置は危険です。

それは言わなくてもわかると思いますが、この記事を読んで少しでも前向きに考えていただけたらと思います。

一番誤解されるのが、

「なんでこんなになるまで放置するんだ!」と思う歯医者さんはいません。

もし、そのような事を言ったり、嫌な顔をする歯医者さんでしたら、最悪別の歯医者に変えましょう!

熱心な歯医者さんであれば、

「よく戻ってきてくれた。また治療で治せる可能性が広がる」と思ってくれるはずです。

もし、痛みがあったり嫌なことがあったのなら、伝えましょう。

一番放置して困るのは、「あなた」ですから勇気を出して、自分のために予約を取りましょう!